大三国志 海邦の初心者講座

「大三国志」同盟内の初めての人に向けて出した全通のまとめ+α

5. 陥落

敵が建てた要塞は耐久が無くなると壊れて元の土地の戻りますが、戦争になると、敵の主城を攻撃することもあります。その場合、耐久が0になっても主城は壊れるのではなく、施設はそのままで、『陥落』になります。つまり、こちらの兵士が乗り込んで行って、敵の城主を捕まえたという感じ。

分城の場合は破壊されます。跡地にもう一度分城を建てると、施設のレベルが少し下がった状態で完成します(最大で3レベルずつくらいレベルダウンするらしい)

陥落中も部隊を出兵させたり、施設をレベルアップしたりできますが、資源の同盟ボーナスはもらえなくなり、同盟員の土地の足場利用もできなくなります。チャットはそのまま使えます。陥落させられた相手(敵)に対しては攻撃できませんが、敵からも攻撃されなくなります。そこで、免バリのように土地を取りまくって敵の邪魔をする人もいます。

陥落した人の領地は、他の人からは黄色く見えます。敵は黄色い土地も隣接が可能になるので、離れた場所にある分城や要塞、土地も全て足場に利用が可能になり、遠く離れた場所まで飛ぶことができるようになります『陥落ワープ』と言います

これを狙って、近くの敵の主城を攻撃目標にすることもよくあります。戦争の最終目標は、多くの場合、敵の同盟の盟主を陥落させることです。盟主に近づくために、陥落ワープが非常に有効な手段になります

味方の誰かが陥落させられたら、急いで黄色く変わった土地や要塞を探し、見つけ次第占領して青くする必要があります。敵が自分たちの勢力圏に侵入してくる足場になるからです

盟主が陥落すると残った同盟員全員が一緒に陥落します(ふつうは、盟主が陥落すれば戦争は終わりです)

陥落から脱却する方法は、陥落させられた敵の同盟に資源を上納して許してもらう(資源生産量の30時間分という説があります。私の感じでは2、3日分の資源を上納したようですが、勢力値の大きい人ほどたくさんの資源を上納する必要があります)

もう一つの方法として、同盟の仲間に救出してもらうことができます。ただし、陥落している人は、他の仲間を救出することができません。まだ、盟主が陥落しないうちに敵を追い払って救出するか、陥落させられた後なら先に上納して脱却してから、仲間の救出をします

救出の仕方は、攻撃と同じです。青い土地を伸ばしていって、主城に隣接させ、城区を攻撃します。城壁や警戒所のレベルを上げていたりすると、救出も大変になります

城区を占領した後、主城の中心を攻撃するときには、「救出」というコマンドに変わって、城の中にいる部隊とは戦闘しません。警戒所のレベルを上げていると、守兵とは戦闘します(「守将府」まで建設した人は、守将を外してください)

初心者の中には、攻撃されると思って防守を張ったりする人も出てきたりするので、救出するときには、「これから救出するからね」というメールで知らせておきましょう

仲間の城や要塞が近くにあればいいのですが、自分の城の周りに仲間の城や要塞が無い人は、救出を待たずに上納で脱却しましょう。長い距離をマラソンして救出するのは仲間との連帯感を高める効果はありますが、時間と手間が大変だからです。前に所属していた同盟では全員の救出が済むまで、数日間救出活動を続けましたが、救出してもお礼のメール一つよこさない人もいました。休眠してしまった同盟員まで救出する手間がばかばかしくなったこともあります。休眠者くらいは盟主が陥落する前に除名して在野にしておけば良かったのに…と思いました

盟主は、陥落する前に全同盟員を除名して在野にする場合もあります。同盟員の陥落を防ぐためです。チャットが使えなくなって、連絡に不自由しますが、みんなで盟主だけを救出すればいい(正確には、盟主の周囲の敵を排除し、盟主を安全にしておいて、盟主が上納で脱却してもすぐには再陥落をさせられないように守ります。休戦した後、同盟に戻る必要があります)ので、一つの方法だと思います。

降伏の条件次第では、同盟を解体することになってしまう場合もあります。盟主の判断を尊重しましょう

一つのシーズンで負けてしまっても、共に戦った仲間の絆は、次のシーズンにつながります。他の同盟にみんなで移籍するということもあります。初心者は、ベテランの人にどうしたらいいか相談しましょう

自分の城が攻撃を受けて、陥落させられそうになったら、自主的に同盟を脱退する方法もあります。在野になっても陥落ワープは利用される恐れがあるので、足場に利用されて困る遠い土地や要塞は放棄しておく必要があります(「内政」から座標で選んで放棄することもできます)

脱退して在野になってもかまわずに攻撃してくる同盟もあります。在野は攻撃しないというのは、日本独自の自主規制なので、戦争中の在野落ちは認めないという同盟があっても仕方ないことです(勝った後の戦後処理で恨みをかわないようにといった配慮から、プロフィールに「不戦」と書いた在野は攻撃しないようにという同盟も多いようです。絶対守らなければならないルールではありません)

同盟員に迷惑をかけないようにして、戦争が終わったら復帰させてもらいます

 

「陥落」のもう一つの利用の仕方は、他の友好同盟に足場を提供するために、わざと陥落させて(たいていはサブキャラの主城を関所の近くに移転させて)マラソンの手間をはぶくという使い方です。隣の州から援軍が来てくれたときなどに、一気に前線まで応援に来てもらえます

 

所属する同盟が陥落させた人の黄色い土地には「防守」を張ることができます

 

(追記)

他の同盟が陥落させた人を、更に陥落させると、上位同盟が後から陥落させた同盟に上書きされる(途中まで上納していてもまた最初から上納し直しになる)のですが

『陥落させた敵同盟の盟主を陥落させても、陥落させられた仲間の上位同盟はそのまま』で直接救出するか本人が資源を上納するしか方法が無いことが確かめられました(2019年11月3日)